2021-11-16
不動産の売却や購入には、少なからずリスクが存在します。
2020年の民法改正により、不動産を売却する側には今までよりも広い範囲で責任が問われることになりました。
それにともない、今後は売却時にインスペクションをおこなうことの重要性が増しています。
そこでホームインスペクションとはどのようなものか、その目的についてご紹介します。
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インスペクションとは視察や検査を意味するをもつ言葉で、不動産売却時におこなわれるのは建物の状況調査のことを表します。
既存住宅を対象におこなわれるもので、住宅ではない店舗や事務所は対象外です。
調査対象となるのは、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分で、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士が調査します。
国が定めた既存住宅状況調査方法基準に従い調査しますが、目視が中心となるため住宅に完全に欠陥がないと保証するものではありません。
しかし、通常有しているべき住宅の品質が保たれているかどうかがわかるため、売却時の判断材料とはなるでしょう。
不動産に付随する住宅設備に関しては、対象外です。
そのため売却時には動作確認をおこない、付帯設備表への記載が必要となる点には注意しておきましょう。
インスペクションは任意の調査になり、売主、買主のどちらがおこなうことも可能です。
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不動産売却時にインスペクションをおこなう主な目的は、安心して売却するためです。
2020年の民法改正により、買主保護の観点での売主の責任が、瑕疵担保責任から契約不適合責任へと変更されました。
これにより、これまでは契約解除請求と損害賠償請求のみ可能でしたが、現在では追完請求(不足分の引渡し)と代金の減額請求も可能となっています。
そのため売却する現況を把握しておくことは、売主にとって非常に重要なことです。
また、瑕疵担保保険を付ける場合は、民間の会社ではなく、国の指定を受けた保険法人がおこなう検査になります。
瑕疵担保保険の付保をすることで不動産の価値を高めることができ、より高値での売却が期待できるため、受けるメリットは大きいでしょう。
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インスペクションとは建物調査のことで、既存住宅を対象に専門家が調査をおこないます。
調査は目視を中心に実施されるので、完全に住宅の欠陥がないことを完全に証明するものではありませんが、売却時の指標にはなるでしょう。
瑕疵担保保険を付保するなら、より信頼性の高い調査がおこなえ、売却時にも有利に働くといえます。
不動産を売却するときには検討してみてくださいね。
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